国立公園を楽しむために
大雪山国立公園のなかでは、自然公園法に基づき、景観や動植物の保護のために様々な規制があります。マナーを守りながら、大雪山を楽しんで下さいますようお願いします。
大雪山国立公園の区域について
国立公園の保護と利用を適正に行うために、公園ごとに公園計画というものが定められています。この公園計画に基づいて、国立公園内の施設の種類や配置、規制の強弱を定めています。
http://www.env.go.jp/park/daisetsu/intro/files/area.pdf
開発行為の規制
自然公園法に基づいて指定される国立公園は、優れた自然の風景地を保護することを目的の一つとしています。この目的を達成するために、自然や風景を改変するおそれのある建築物等工作物の設置、木竹の伐採、土石の採取や動植物の捕獲・採取等、各種行為を規制しています。規制は、公園計画(保護規制計画)に基づいて、指定された地域の種類により強弱や内容が異なります。
詳細は、環境省ホームページをご覧下さい。
http://www.env.go.jp/park/apply/basic/index.html
動植物の保護
国立公園をはじめとする自然公園は、優れた自然の風景地の保護等を目的に指定されています。雄大な森林景観など、優れた自然の風景はそこに生息・生育する動植物の営みともいえる生態系が作り出しています。そこで、国立・国定公園では、その特別地域内において捕獲や採取等を許可無く行ってはならない動植物を指定し、自然公園における生態系の多様性の確保を行っています。
動物の保護については、環境省ホームページをご覧下さい。
http://www.env.go.jp/park/doc/data/plant.html
植物の保護については、環境省ホームページをご覧下さい。
http://www.env.go.jp/park/doc/data/plant.html
スノーモビル等乗入れ規制について
大雪山国立公園の多くの部分と十勝川源流部原生自然環境保全地域ではスノーモビルなどによる乗入れが禁止・規制されています。
- 自然環境の優れた地域でのスノーモビル、オフロード車、モーターボートなどの無秩序な使用は、自然環境や動植物の生息・生育環境に悪影響を与えることから、国立公園内の特別保護地区や乗入れ規制地区、原生自然環境保全地域では、これらの使用は禁止・規制されています。 具体的には、スノーモビル、自転車、オートバイ、動力船(モーターボート等)、飛行機、馬などです。
- 許可なく禁止・規制地区に乗入れると、法律により罰せられます。
禁止・規制地区はこちらをご覧ください。